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2022年6月6日 更新 / 2021年2月9日 公開

Carely、企業の労務リスク軽減のために健康管理業務のToDoを通知する新機能を提供開始

健康管理システム「Carely」機能アップデート。健康管理ToDoを通知する新機能を提供開始

クラウド型健康管理システムCarely(ケアリィ)を開発・提供する株式会社iCARE(https://www.icare.jpn.com)は、企業の健康管理業務サポートを加速させるべく、新たにデイリーレポート機能を追加し公開しました。

本機能により、Carelyにログインしていない状況でも、メールにより人事労務や産業医・保健師宛に担当ごとのToDoがリマインドされ、健康管理業務における労務リスク軽減が期待できます。

健康管理においてToDo管理が難しい理由

企業が従業員の健康と安全を守るための健康管理は、担当者の役割によって閲覧できる情報や作業内容に違いがあるため一般的なToDo管理が難しい業務です。

たとえばストレスチェックの高ストレス者対応において。従業員のうち誰が産業医面談の対象であるかについては、人事権を持つ担当者は閲覧できないと規定されています。(ストレスチェック制度実施マニュアル – PDF)代わりに、実施事務従事者の権限をもつ担当者は、産業医面談の対象者を確認する必要があります。

このように健康管理においては、個人情報保護の観点から閲覧できる情報が限られているため手作業でのToDo管理が難しく、法令遵守のミスやモレが発生する要因になっていました。

デイリーレポート機能の詳細

健康管理システムCarelyでは、産業保健に関わる情報が一元管理されています。その中でも当日中の対応が必要になる産業医面談の予定を中心に、下記項目が変更された際に担当者ごとにメールが配信されます。

  • 産業医面談の新規候補者
  • 当日の面談予定
  • ストレスチェックの実施状況
  • 健康診断の実施状況

なお、既にCarelyをご導入いただいている企業の方は各担当にお問い合わせください。

今後の機能追加予定

Carelyでは、システムにログインすることで必要なToDoを確認できるバッジ通知機能がありました。しかし健康管理の担当者によっては、システムに毎日ログインすることはなく、必要なToDoを見逃してしまうこともありました。

今後は、メールによる通知機能に加えて、Slack連携・Googleや Outlookが提供するカレンダーツールとの連携を予定。より効率的な健康管理業務を推進できる環境を開発していきます。

メール文面
▲メールの一例

企業における健康管理の最新常識

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【株式会社iCAREについて】
現役の産業医が代表を務める法人向けヘルスケアサービスを提供する会社です。「働くひとと組織の健康を創る」をビジョンに掲げ、複雑で煩雑な健康管理をシンプルでカジュアルに変えるクラウドサービス「Carely」の開発・運営を行っています。

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執筆・監修

  • Carely編集部
    この記事を書いた人
    Carely編集部
    「働くひとの健康を世界中に創る」を存在意義(パーパス)に掲げ、日々企業の現場で従業員の健康を守る担当者向けに、実務ノウハウを伝える。Carely編集部の中の人はマーケティング部所属。