健康労務の実施・対応状況がひと目で分かるようになりました。

おはようございます、Carelyエバンジェリストの小川です。
健康労務の実施・対応状況がひと目で把握できる「健康管理ダッシュボード」機能がはじまりました。
従業員の健康を守る労務管理に追われている人事・労務担当者様に向けて、「健康管理ダッシュボード」を使って企業の健康状態を可視化する方法をご紹介します。
健康管理ダッシュボード」機能とは?
1分でわかる解説ムービーを作成しました。ぜひご覧ください。
今回の「健康管理ダッシュボード」では、企業として法律で求められている対応業務が履行できているかを、一画面で可視化されます。
具体的には、人事労務担当者として以下の3点がダッシュボード画面だけでできるようになりました。
- 会社全体の健康状態が短時間で確認できる
- 健康診断、ストレスチェック、長時間労働によって健康問題を抱える従業員の人数・割合が把握できる
- 労務リスクとなる従業員に対して法律上必要な対応業務の進捗度が分かる
なぜ、健康労務の実施・対応状況を知る必要があるのか?
実務担当者としては、従業員ひとりひとりに対してミスなくモレなく労務管理を実施していくことが重要ですよね。
健康診断を受診するように促したり、長時間労働が続いているので産業医との面談をセッティングしたり。
一方で、経営者や管理者としては会社の健康状態を定量的に把握することが重要になります。
「現在、うちの会社の健康状態はどうなのか?」
「どんな健康問題を抱える従業員がいて、どれくらい対応が進んでいるのか?」
会社の健康状態とは、従業員の心と身体の健康だけでなく企業として法律で求められている対応業務が履行できているかどうかも含まれています。
たとえば以下の項目は、労働安全衛生法をはじめとした各法律で最低限遵守することを求められている業務です。
- 定期健康診断の受診
- 産業医による就業判定
- ストレスチェックの受検
- 産業医面談を希望する者への面談
- 長時間労働者への産業医面談の実施
- 衛生委員会と巡視の毎月の実施
これらの業務を十分に履行しない場合には、業務上のリスクとなってしまうため経営者・管理者としては定期的にチェックしなければならない項目です。
健康管理ダッシュボードでは「健康管理スコア」によって、これらの業務が十分に履行されているかどうかひと目で分かるようになっています。

実務担当者のレポーティング業務をカンタンに
働き方改革によって人事・労務にも生産性の高い働き方が求められていますよね。バックオフィスとはいえ、業務の進捗状況や前年度からの改善度などを定量的に示す場面が増えてきています。
「健康管理ダッシュボード」では、健康診断・ストレスチェック・過重労働についての経年変化が分かるグラフも設置されています。

さらに、グラフ上にマウスカーソルをのせると具体的な数字(人数や%)も見えます。

ほかにも、産業医による活動やオンラインチャットの利用状況も月次で表示されています。

これらのグラフや表は、そのまま会議の資料などにつかっていただくことで実務担当者のレポーティング業務の効率化に役立ちます。
まとめ
もちろんおすすめは、実務担当者だけでなく経営陣・管理者自身も「健康管理ダッシュボード」を一緒に利用していただくことです。
これにより、自社が優先的に取り組むべき健康労務が何なのか?を同じ画面を見ながら話し合うことができますし、労務リスクを最小化していく第一歩になっていくと考えています。
「健康管理ダッシュボード」機能、ぜひ使ってみてください!